活 動 報 告Activity report
令和4年2月22日 第2783回例会
◎会長挨拶
◯早乙女会長
ゲスト紹介:栃木工業高校 近藤校長、小倉先生
今日の例会はインターアクトクラブの活動報告です。本来はインターアクトクラブの生徒に来て報告をしてもらいたかったが現在のコロナの感染状況で生徒の出席は難しいとの事で先生に来て頂いた。栃木工業高校のインターアクトクラブ活動は色々あります。今日は詳しい内容についてご報告を頂けると思います。楽しみにしております。皆様のお手元にビールが配布されていると思いますがこれは2/13に予定されていたIMが残念ながら中止になりました。この時の記念講演で話す予定だった栃木のビール麦、二条大麦の父、田中律之助の顕彰会が作ったビールです。美味しいと思いますので是非味わってみて下さい。マンガになっている小冊子も是非お読みください。
◎委員会報告
◎スマイルBOX
●毛塚会員…活動報告楽しみです ●針谷会員…栃木工業高校の発表楽しみです ●寺内会員…校長先生、小倉先生よろしくお願いします ●狐塚会員…インターアクトクラブ活躍楽しみです ●早乙女会員…近藤校長先生、小倉先生インターアクト活動報告よろしくお願いします ●小池会員…本日はよろしくお願いします。連続欠席 ●田村会員…活動報告楽しみにしてます ●押山会員…活動報告よろしくお願いします ●松崎会員…本日は近藤先生、小倉先生ようこそお越しくださいました ●堀越会員…前回欠席、早退 ●神澤会員…栃木工業高校近藤校長先生、小倉先生本日はお願いします ●髙田会員…2月光の春 3月水の春
◎R財団BOX
●押山会員…校長先生、小倉先生よろしくお願いします
◎出席率発表
本 日 2/22 会員数 33名 出席 13名 出席率 52.0%
前々回 2/1 会員数 33名 出席 17名 出席率 65.4%
◎栃木工業高校インターアクトクラブ活動報告
◯担当委員会 委員長挨拶
◯青少年奉仕委員会 小池委員長
栃木西ロータリークラブと栃木工業高校のインターアクトクラブ活動はもう少しで25年になります。長い間有難うございます。本日は近藤校長先生、担当の小倉先生どうぞ宜しくお願い致します。
◎栃木工業高校 挨拶
◯近藤校長先生
本日はこの様な席にお招きいただき有難うございます。またインターアクトクラブ活動の発表の機会を設けて頂き感謝申し上げます。
インターアクトクラブの報告はこの後小倉教諭の方から詳しくあると思いますので私の方からは本年度の栃木工業高校の様子を簡単にご紹介したいと思います。お蔭様で本年度栃木工業高校は60周年を迎える事が出来ました。
昨年の丁度コロナの収まっていた11月に記念式典、学校公開、本校OBの栃木ゴールデンブレーブスの寺内監督による講演会等60周年記念行事を行う事が出来ました。こちらにつきましては栃木西ロータリークラブの皆様には大変お世話になりました。
栃木国体が次年度開催されるPRを兼ねて栃木市を盛り上げ様と栃木市より依頼を受けて大会開催まで後何日と言うカウントダウンボードを作成設置しました。生徒と職員が一丸となって作成する事が出来ました。
タイボランティア活動と並ぶ本校のもう一つの目玉として子どもパソコンSkyBerryJAMを開発して栃木市内の小学校を中心にプログラミング教育の支援に入って6年以上続けています。第70回読売教育賞で優秀賞を受ける事が出来ました。今後もタイボランティア活動と共に継続して行きたい。
栃木西ロータリークラブの皆様のお蔭もありコロナ禍でも本校の就職状況は好調です。本校は8割以上が就職で皆様の関連する企業へもお世話になっていると思いますが引き続きご支援を宜しくお願い致します。
コロナの影響でタイボランティア活動は2年続けて中止になってしまいましたがこれに変わる活動で生徒のモチベーションを維持する様に勤めて参ります。
今年度は歌手のさだまさしさんが設立理事を務めている公益財団法人「風に立つライオン基金」が開催している高校生ボランティア・アワード大会サマリー2021で全国の16校に選ばれて8月に発表する事が出来た。本来は名古屋市で行われる筈だったがオンラインで行われた。本校の生徒もさだまさしさんとお話をする機会が得られた。もう一つの大きな柱の空飛ぶ車いすプロジェクト交流会で栃木工業高校と志を同じくする神戸市立科学技術高等学校と2年前から交流が続いております。2年前は神戸さんが本校に訪問され昨年はオンラインにて交流を行った。本年度は12月のコロナの収まった時に本校が神戸に訪問して交流を深める事が出来ました。栃木西ロータリークラブ様には25年もご支援を頂き感謝申し上げます。今後とも引き続き宜しくお願い申し上げます。
◎栃木工業高校インターアクトクラブ活動報告
◯小倉先生
普段からインターアクトクラブ活動にご支援を頂き有難うございます。
宇都宮で発表を行った際に素敵な資料を作成して頂き有難うございました。
今年度取り組んだ2つの活動を報告致します。宜しくお願い致します。
まず初めに高校生ボランティア・アワード2021に参加しました。
高校生のボランティア活動を支援する「風に立つライオン基金」が開催する発表会です。神戸市立科学技術高校さんの紹介で急遽参加する事になりました。
「風に立つライオン基金」とは海外の被災地等にあたって頑張っている医療従事者やボランティア活動を行っている方々を支援する目的でさだまさしさんが2015年8月に立ち上げた基金です。高校生の時に聞いていた懐かしい曲を再び聞き直していた時だったので不思議な縁を感じました。「風に立つライオン基金」の活動の中の高校生ボランティア・アワードは高校生の地道な奉仕活動や地域との連携作業等を応援する為に設立されました。書類選考や一次審査、オンライン審査、ポスター作製等を行い全国大会に参加出来る事になりました。全国大会は名古屋で行う予定がオンラインによる開催となりました。生徒は残念だったがとても頑張ってくれました。全国で109団体参加中16団体に選ばれカーコンビニ賞を頂き生徒も大変喜んでいました。副賞として電動アシスト自転車を頂きました。生徒の感想として「栃木工業高校の国際ボランティアネットワークインターアクトクラブの活動がより多くの人に知って頂きとても嬉しかった、
他校の発表を聴く事が出来沢山学ぶ事がありとても良かったこれからの活動の参考になった。」等がありました。オンラインで動画も見れますので宜しかったらご覧頂ければ幸いです。
2つめの活動として「空飛ぶ車いすプロジェクト」神戸科学技術高校との修理技術交流会があります。ここ2年間はタイでのボランティア交流研修が中止になってしまいとても残念です。この替りと致しまして神戸との交流会をご報告致します。2019年8月に同じ「空飛ぶ車いすプロジェクトクト」に参加する神戸科学技術高校が当校を表敬訪問してくれました。この時に技術交流、意見交換等をする事が出来ました。2020年にはオンラインにて技術交流、意見交換を行いました。2021年は当校が神戸を訪問し技術交流、意見交換会を行う事が出来ました。空飛ぶ車いす活動は1992年に栃木工業高校から始まり全国に広がった活動です。使われなくなった車いすを本校に寄贈して頂く寄贈ボランティア、これを当校で高校生が修理する修理ボランティア、海外渡航時に梱包し送って頂く輸送ボランティアが車いすを襷としてボランティアリレーとして活動しています。これはロータリークラブ様のご支援を頂き成り立っています。現在全国に
30近くの学校、団体があります。
神戸市立科学技術高校との交流会は12月23、24日の一泊二日で行われました。
神戸市立科学技術高校は神戸市中央区に位置し2004年4月に神戸市立神戸工業高等学校と神戸市立御影工業高等学校が併合され新設された学校です。
機械工学科、電機情報工学科、都市工学科、科学工学科の4つの学科があります。
生徒は約1,000名でとても大きな学校で生徒も優秀な学校です。学校として出来るボランティア活動は何か無いかと言う事で本校を尋ねて来られ空飛ぶ車いす活動に興味を持たれました。活動開始後は修理台数も当校よりも多くなり技術的にも素晴らしい学校です。累計で2,700台を超えて修理しています。
ここ2年間でタイに100台近くの車いすを送ったが神戸市立科学技術高校の生徒さんが全て梱包を解いて最終チェックを行っています。
訪問時には修理技術の確認や手土産としてプログラム通りに加工出来るマシニングセンターと言う機械を用いて作成したとち介キーホルダー、絆と言う文字を刻んだネームプレートを5~6時間かけて神戸の風景との両面彫りで作り上げ渡した所、とても好評でした。23日は朝8時ごろ小山を出発して5時間半かかりました。神戸はとても素敵な街で山や海の自然やハイカラな文化等私も生徒もワクワク気分で行ってきました。構内を見学した所最先端の機械やレーザー加工機、マシニングセンター等施設の充実ぶりに感心させられました。
修理活動開始には相手高校と3人づつのペアになり修理技術の再確認を行ったり新しい技術を学んだりしました。始まると高校生同士互いにプライドがあり
火花を散らしながらも楽しくやっていました。梱包の仕方が確実に壊れない様に届ける事を目標にしていて2重梱包になっていたり紐の結び方がしっかりして入たり擦れる場所にテープを貼って補強したり丁寧で細かな所まで行き届いており当校に欠けていた部分で勉強になりました。異なる工具が有ったり修理の方法も異なり勉強になりました。修理後には互いの学校の紹介や意見交換会等がありました。約1時間ほど真剣な意見交換が行われていました。最後に互いの記念品を交換して1日目が終了しました。2日目は震災学習を行いました。生徒たちは27年前の阪神淡路の震災を知らない世代です。人と防災未来センターを見学し火災の映像や地震の体験をし生徒たちはその怖さを初めて知った様です。神戸観光も行う事が出来、終業式後に神戸の生徒も駆けつけて交流する事が出来ました。
最後に交流会を通じて生徒が感じた事です。
・整備や工具の違い。道具を大切にしていた。整理整頓が行き届いていた。
・作業の丁寧さの違い。初心に戻った丁寧な作業。
Think Globally, Live Locally
地域に根差して世界を観る。
今年こそタイ王国に行きたいな~
以前に栃木西ロータリークラブの皆様とバンコクで合流し小学校に訪問しサッカーボールを寄贈したりバンコクのホテルで食事に誘って戴いたり交流を深めた事もありました。また以前に様に一緒に活動出来たら良いを思っています。
以上で簡単な発表ですが終わらせて頂きます。最後に皆様のご支援の下、当校は空飛ぶ車いす活動で累計2,185台を数える事が出来ました。有難うございました。
◎謝辞
◯早乙女会長
先生方有難うございました。小倉先生詳しくご説明頂き私たちも感動致しました。本当は生徒さんに発表して頂く事が一番ですが小倉先生のご説明を頂き感動致しました。他の学校と交流したりボランティア活動でタイに行ったり自分たちで実践して体を動かす事で生徒さん達が成長すると感じました。最後に有った様に今年こそタイに行きたいと思います。本当に今日は有難う御座いました。