活 動 報 告Activity report

令和4年4月12日 第2789回例会

◎会長挨拶

早乙女会長
徐奨学生紹介
卓話者:高畑会員紹介

先週の岩舟RCとの合同観桜例会は有意義でした。出席された皆様有難う御座いました。今週は栃木市で市長選と市議会選挙が行われ選挙戦に入っていてお忙しい方もいらっしゃると思いますがコロナに気を付けて活動して頂きたいと思います。コロナも心配ですがウクライナも長期化している様で心配です。
国際ロータリーでは声明文を出しました。
<声明文 全文>
ウクライナと世界の人びとにとって、痛ましく悲惨な状況となっています。
ロータリーは、ウクライナにおける状況悪化と、人命の喪失および人道的苦難が深刻化していることを深く懸念しています。ウクライナに対する軍事行動が続けば、地域の荒廃を招くだけでなく、欧州と世界にも悲惨な結果が広がる恐れがあります。
世界最大の人道支援団体の一つとして、ロータリーは「平和」を世界的使命の礎としてきました。私たちは、国際社会とともに即座の停戦、ロシア軍の撤退、および対話を通じた対立解決のための外交努力の再開を求めます。
過去10年間、ウクライナ、ロシア、および近隣諸国のロータリークラブは、国の違いを超えて、親善を推進し、戦争や暴力の被害者への支援を先導する平和構築プロジェクトに積極的に取り組んできました。私たちは今、この悲劇的な出来事に直面しているウクライナのロータリー会員や人びとのために祈ります。国際ロータリーは、救援物資や支援を提供し、ウクライナ地域に平和をもたらすために全力を尽くします。
国際ロータリー
25-Feb-2022

当クラブでも大分義援金が集まりました。地区を通じて今月中に送ります。
一日も早い終息を願います。今日は高畑新入会員の卓話楽しみにしています。

◎幹事報告

神澤幹事
1.財団炉辺会合ZOOM 財団補助金の補足説明が第6グループに関しては本日4/12にZOOMにて行われますので ご参加いただきますようお願いいたします
2.栃木工業高校と活動を予定しておりました足尾の植樹ですが 工業高校様は不参加でご返事がありました 感染対策強化の為 高体連 高文連の行事以外は縮小とのことです 栃木西ロータリークラブでの参加については本日の理事役員会にて再検討いたします
3.栃木工業高校様から国際ボランティアネットワーク報告書が届きましたので皆様にお配りいたします
4.壬生の地区補助金事業 「壬生町環境ポスター展」が栃木テレビでの報道をはじめYouTube、ヤフーニュースで紹介されております URLは回覧いたします
5.先週の観桜例会を岩舟ロータリークラブ様がフェイスブックで取り上げてくださいましたので記事を回覧いたします
6.本日 例会後理事役員会がありますので例会後 理事役員の方はお忙しいところ恐縮ですがご出席ください

◎委員会報告

スマイルBOX発表
出席率発表

 
次年度地区研修協議会への出席依頼
5/8 13:30~17:30 作新学院
平野会員
 
社会奉仕員会
松崎委員長

早乙女会長他4名で梓の郷にタオル、ティシュペーパー200箱を寄贈しました。
 
奨学金授与
早乙女会長

◎奨学生挨拶

徐奨学生
3/21に米山記念奨学会の新宴会と送別会に参加して美味しいカンボジア料理を初めて食べました。料理の準備から完成まで皆で協力し合って最後に美味しい料理を作れて本当に楽しかったです。私も新しい技能を身に付けました。電気炊飯器でイチゴショートケーキを作って大成功でした。とても美味しかったです。
先週はオリエンテーションに参加しました。色々準備が必要で忙しい1年になりそうです。有難う御座いました。

◎卓話者紹介

プログラム委員会 平野委員長
新入会員卓話 高畑会員(サントリースピリッツ梓の森工場長)是非思いの丈を発表して頂いて西ロータリーの一員として宜しくお願いします。

◎新入会員卓話

高畑会員(サントリースピリッツ梓の森工場長)
高畑健一と言う男のご紹介
高砂ロータリーではコロナ前でしたので懇親会、カラオケ、ゴルフ等を通じて仲良くして頂きました。まずは私を知って頂き仲良くして頂ければと思います。

<会社の概要>

・サントリーグループ全体で4万人、国内は1万9千人。海外の方が多い。
・アルコールよりも飲料の方が売り上げが多い。化粧品等も手掛ける。
・サントリースピリッツはウイスキーの会社
・今年7月にスピリッツとビール、ワインの販売会社が一体となりサントリー
㈱が復活
・梓の森工場は瓶詰の工場。社員、協力会社含め350人程度が従事している。
・日本全国の全ての市場の半数以上のハイボールを出荷している。ウイスキー
3割、缶チューハイは1割を生産している。可也大きな工場。紙パックのカジュアルワイン
は梓の森だけで生産されていて醸造も行っている。
・5大ウイスキーの中でアイリッシュ以外の4大ウイスキーを瓶詰している。
(スコッチ、カナディアン、アメリカン、ジャパニーズ)
・最近は粋も生産
<自己紹介>
1967年12月14日 広島県広島市生まれ。54歳。
大阪大学 電子工学科卒 中学時代に親のPC-8001を愛用。お好み焼き好き。
箱の森町在住。単身赴任。自宅は東京都府中市、競馬場近く。
趣味はIT機器集め。使わない物まで集めてしまう。
1990.4 バブル末期 エンジニアとして大阪本社に入社。当時は従業員5千人。
ウイスキー オールド等が余り売れなくなっていて烏龍茶が出始めの頃。
1991~1993 社外にエンジニアとして先輩と二人で出向。正田醤油の館林出汁工場建設のお手伝い。サントリーに入社して最初に作ったアルコール製品が醤油だった。
1994 結婚
1994~2005 出張で全国を転々とした。社内の工場新設に明け暮れていた。
群馬 榛名工場 缶コーヒーの設備開発設計
~兵庫 高砂工場 工場立ち上げに参加
~東京 武蔵野工場(ユーミンの曲に出て来る工場)ビールの仕込設備
2005~2011 高砂工場に戻り製造に従事
2011~2018 神奈川の商品開発センターでビールサーバーの開発に取り組む
2018~2021 高砂工場
2022 梓の森工場
最近2年間はWEB呑み会を良く行っていた。最高で月13回参加。

思い出に残った仕事が2020年ペットボトルからペットボトルへのリサイクル
高砂工場時代に周辺の自治体と協力して回収されたペットボトルを全量引き取りペットボトルとして再生させ工場で使用した。複数の自治体との連携は日本発でニュースにもなった。
プラスチック問題・環境問題として地元ロータリーとも係りました。
プラスチックはゴミ全体の中で占める割合が2割強。多くは網による物でペットボトルは重量ベースで全体の1割以下。ただ薄くて嵩張るので凄く目立つ。
印象が良くない。1割以下だが海に流れているのは間違いない。
ペットボトルをガラス瓶に換えると洗浄したり重量が増える分、化石燃料の使用が増えてしまう。CO2の排出量は増えてしまう恐れがある。一番良いのはプラスチック自身をリサイクルするのが一番良いのではないか?と思います。
2030年までにプラスチックの多くをリサイクルし一部リサイクル不能となった分を植物由来の物に置き換えて新たに化石燃料を使用しない様にするとサントリーの社長が宣言をした。現在これに向けて努力しています。
リサイクルの特許を取得していてこれを公開して皆に自由に使って貰える様にしています。実はリサイクルで一番難しいのはプラスチックを集める事。
日本のペットボトルのリサイクル率は約85%(欧米では2~4割程度)。但し燃リサイクル(燃料として使用する)も含んでの数字なのでペットボトルにリサイクルしているのは1~2割程度です。多くは食品トレイや衣料品になるがリサイクルを重ねると最終的には熱リサイクルになる(カスケードリサイクル)。一番良いのは同じ物に戻す水平リサイクルです。
実は自治体は何にリサイクルされるか選べない事が多いのです。ゴミ処理は入札の結果落札した所に委託する。本当はペットボトルをペットボトルにリサイクル出来るリサイクラーに処理を依頼する仕組みが必要で自治体も悩みを持っていました。ペットボトルは自治体の他、スーパー等での回収が多いです。
コロナで発覚したのですが外出が減り衣料が売れずリサイクル先が減った為、ペットボトルが余ってしまった。自治体はペットボトルを回収時にお金を貰い税収としていた。経済危機の度にリサイクル材の価格は大きく変動します。
水平リサイクルをすれば余り景気の変動の影響を受けない。好景気には使用量も発生量も増え、不景気時には使用量も発生量も減り在庫が均衡し価格も安定します。自治体の回収率は月一回回収で30%程度、残りはスーパー等での回収になります。自治体だけでの回収は難しいです。
ロータリークラブとの係わりが切っ掛けの一つとなった活動が地域全体の環境活動に繋がり貢献出来たのでは無いかと思います。思い出に残った活動です。
これからもロータリークラブの皆様と地域に貢献して行きたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。

◎記念品授与・謝辞

早乙女会長
楽しい卓話有難う御座いました。生い立ちから真面目なペットボトルのリサイクルの話まで勉強になりました。楽しい事・役に立つ事があればロータリーに提案して頂ければと思います。呑みにケーションが大好きなメンバーもいますのでお誘いした時には是非参加して下さい。

会長挨拶

幹事報告

徐奨学生挨拶

奨学金授与

高畑新入会員卓話

高畑新入会員卓話

スライド

卓話記念品授与

卓話記念品授与

会場風景

会場風景

〆点鐘