活 動 報 告Activity report

平成26年11月4日(火) 第2472回 例会プログラム 卓話「ロータリー財団について 

出席委員会
本日 出席15名 出席率62.5% 前々回 出席率100%
スマイルボックス
押山会員・・・近澤さん卓話よろしく  石塚会員・・・ファデル君カンちゃんようこそ、誕生祝  久嶋会員・・・前回欠席  出口会員・・・近澤会員の卓話楽しみにしています  落合会員・・・協働祭りお疲れ様でした  狐塚会員・・・近澤さん卓話ご苦労様です  近澤会員・・・夫人誕生日祝  川嶋会員・・・前回欠席  膝附会員・・・近澤委員長、卓話よろしくお願いします  平野会員・・・遅刻  日向野会員・・・早退
R財団ボックス
押山会員・・・近澤さん卓話よろしく  石塚会員・・・近澤さん卓話ご苦労様です  近澤会員・・・夫人誕生祝

会長挨拶
 一年交換留学生のカンちゃんが我が家にホームステイして1週間が経ちました。私の子供達は大学生になり、夫婦二人きりの生活が2年になりますので、家に子供のいる生活にまだ慣れていませんが、楽しく生活をしております。彼女にできるだけ日本の文化に触れてほしいので、年末に餅つき等の行事の予定のある会員がいらっしゃいましたら、是非参加させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
幹事報告
 1.回覧・・・栃木RC.栃木南RC. 例会プログラム.会報(プリントアウト版)
 2.表彰・・・米山功労者  第17回メジャードナー 落合雅雄会員
 3.11月のロータリーレート  1ドル=106円
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卓話 ロータリー財団について  近澤委員長
 11月はロータリー財団月間ですのでロータリー財団について卓話をさせていただきます。
ロータリー財団 
 国際ロータリーのロータリー財団は、1917年に基金として発足し、1928年国際大会でロータリー財団と名付けられた。1931年に信託組織となり、1983年に米国イリノイ州の法令の下に非営利財団法人となった。ロータリー財団は、財団の法人設立定款と細則に従って、ロータリー財団管理委員会が慈善的、教育的目的のためにのみ運営するものとする。
財団の使命
 R I理事会と管理委員会は、教育の推進、きれいな水の提供、平和の構築、母子健康の支援、地元経済の支援、疾病の予防のための補助金を通じてロータリー財団の使命を果たすことに多大な力を注いでいる。 尚、日本では所得税申告を行う場合にロータリー財団または関連組織への寄付金が控除されている。あるいは、ほかの税制上の優遇措置を受けられる。財団への寄付は毎年、ロータリー財団の年次基金に寄付することがすべてのロータリアンに奨励されている。ロータリアンはまた、遺言や資産計画に、恒久基金への贈与の旨を記載することを考慮することを奨励されている。金額を問わず、次の三つの基金に寄付することができる。 (1)年次基金は、財団の補助金と活動の主な資金源である。寄付金は寄付の約3年後に使われる。 (2)恒久基金は、その収益の使用可能な部分を財団の補助金と活動の支援に使うための基金である。恒久基金の目標は、最低限度の補助金活動を継続し、将来の新プログラムまたはプログラムの拡張を容易にしようとするものである。RIは幾世紀にもわたる運動として、および国際奉仕の世界的リーダーとしてのロータリーへの献身を実証するものとして、特に恒久基金への支援を検討するようロータリアンに奨励している。 (3)ポリオプラス基金は、ポリオプラス・プログラムとポリオを世界から撲滅するという目標の支援のために授与されるすべての補助金の資金源である。ポリオについては、ほぼ撲滅を達成するに至る成果をあげているが、世界にはマラリアのように、まだまだ課題が残されている。今年の夏日本でも発生したデング熱、、デング出血熱は熱帯・亜熱帯地方で主にみられるウイルス感染症で、原因はデングウイルスです。デングウイルスには1~4型の4つの型がありますが、どの型のウイルスでも同様の症状が起こるので、症状から感染したウイルスの型は特定できません。人はデングウイルスに感染した蚊に刺されることによって感染します。また、今世界的恐怖を招いているエボラ出血熱とは、1976年末、スーダン南部ヌザラの綿工場に勤める倉庫番男性が出血熱様症状を示し、次いでほかの部所の男性2人も同様の症状で倒れました。これが初めてエボラ出血熱と認識された流行の幕開けでした。この3人の患者を源として家族内、病院内感染を通してエボラ出血熱の流行が拡大し、計284人がエボラ出血熱を発症して151人(53%)が死亡しました。その流行とは別に、同年8月末にコンゴ民主共和国(旧ザイール)北部のヤンブクで1人の男性(協会学校の助手)が出血熱の症状を示しました。その患者が収容されたヤンブク教会病院での治療・看護を通じて大規模な流行が発生しました。計318人の同様な患者が発生し、280人(88%)が死亡しましたが、これもエボラウイルスによる出血熱であることが確認されました。これらが初めて確認された流行です。その後、スーダン、コンゴ民主共和国、象牙海岸で散発的なエボラ出血熱の流行が確認されていましたが、1995年にコンゴ民主共和国中央部バンドゥンドゥン洲キクウィトの総合病院を中心として、エボラ出血熱の大規模な流行が発生しました。その流行では計315人が発症して244人(77
%)が死亡しました。今でも、コンゴ民主共和国、ガボン、スーダンで比較的大きな流行が続いています。ちなみにエボラの名は、ヤンブクの最初の患者の出身村を流れるザイール川支流の名に由来しています。感染したチンパンジーから人にエボラウイルスが感染した例がいくつか確認されていますが、それらのケースを除いて人への感染源は不明です。チンパンジーも人と同様に宿主ではないと考えられています。アフリカでのエボラ出血熱の流行を調査すると、人から人への感染の拡大は、貧し医療衛生環境での注射器・注射針の使い回しや家庭内での濃厚な接触が原因です。これらの撲滅も今後の課題になると思われます。ロータリー財団がこれらの課題に立ち向かうために多くの基金を必要としています。皆さんの積極的なご協力をお願いいたします。
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